2020年7月22日水曜日

Nintendo Switch MicroSDカードリーダ部品

今回は、Nintendo SwitchのMicroSDカードリーダー部分の修理、というか交換になります。
2020年の3月ころから、MicroSDの読み込み不良が続いていて、ついに昨夜、まったく読み込めなくなってしまいました。
とりあえず清掃をしてみましたが、そとからできることは限られているので、あけてみてみることにしました。

Switchの本体から、JOY-CONははずし、本体の電源は当然OFFにしましょう。
ネジ類は、JOY-CONの分解の時にもでたYネジと、極小の+ネジです。
先端がかなり細い+をつかわないとネジをなめてしまうので、100均などの精密ドライバーセットでも、もしかしたらないかもしれません。
Yネジ用ドライバーは、現在は



このあたりを使用しています。

JOY-CON分解掃除などの時にもつかえるので、分解したい人は持ってるといいかもしれませんね。
分解はもちろん、自己責任になりますが・・・

さっそく分解です。
本体側面、JOY-CONとのつけのスライドの真ん中の+ネジ、左右。
これだけやや長め。
計2本。

USB-C充電口の左右にも+ネジ。小。
本体上部中央あたりに+ネジ 1つ。小。
計3本
 
MicroSDさしこみ口のところに、1つ。極小。
計1本。

そして、背面の四隅に、Yネジが4本です。

これらのネジをすべてはずすと、パカッ、とカバーがはずれます。

カバーほはずすと、パネルの中央にファンがあり、左下にMicroSDカードリーダーがあります。
こんかいはこのカードリーダーをはずします。
カードリーダーのすこし上に、四角く黒い両面テープがありますが、それをはがすと、裏にコネクタが見えます。
ストッパーなし、に重ねて押し込むタイプですので、抜くときは引っ張れば抜けます。

中の様子などを見て確認したいのですが、残念ながらこの小ささでは清掃も難しいので、今回はとにかくブロアーなどでなかにつまっているであろうゴミをとばすだけにとどめます。
清掃後、あらためて、本体に取り付けてみて、電源を試しに入れてみると・・・
認識しました。
しかし、認識しても、また読み込まなくなる、を繰り返しているリーダーなので、今回は部品を発注しました。



商品が届いたら、あらためて取り付けます。
次のエントリーまでに、今の部品がどのくらいもつかテストします。




2020年7月6日月曜日

SH-04L (AQUOS R3) 完全放電? からの復帰

家族が、SHARP AQUOS SH-04L (AQUOS R3)を使用しているのですが。

充電切れから、USB-CのPD対応充電器で充電しようとしても、数分で充電なそのものをしなくなってしまい、起動するまでの充電ができない、という現象になってしまいました。

webなどで情報をあさってみると、似たような人はけっこういて、なおかつ、店舗では充電できたりと、なんとも不可解な状態になっているようです。


筆者の家でも似たような混乱がありました。
まず、5V 3AのUSB充電器に、USB-Cケーブルの組み合わせで充電開始。
最初は充電開始の赤いランプがつくものの、数分たつと消えてしまい、その後、20分ほどおいておいて、やはり起動できるほどの充電はされておりませんでした。

次に、Nintendo Switchの純正ACアダプターをためしました。
こちらはUSB-Cで、PDも対応できる出力をもっているので、一番、期待していたのですが、状況は変わらず、イクツカノACアダプターでためしても、ときには充電されないこともあり、コネクタ部の故障も疑い始めました。

仕様をさらにみてみると、このAQUOS SH-04Lは、Qi規格のワイヤレス充電に対応しているとのことでした。
偶然、というか、もの好きな筆者は、いわゆる「置くだけ充電」を試してみたくて、ワイヤレスチャージャーいくつか所有していたのですが、今回はそれで充電を試みてみました。




Nintendo Switchの純正ACアダプターを使い、置くだけ充電におくと、台座が光、充電が開始されたことがわかりました。
その後、充電中の赤ランプが30秒ほど遅れて点灯。
数分、ちらちらと見守っていましたが、充電中の赤ランプは消えませんでしたので、そのまま10分ほど放置。

10分後に電源をいれると、やりました、4%まで充電されていて、起動可能になっていました。
早速起動したところ、無事、Androidが起動してつかえるようになりました。
PD充電直刺しよりは遅いですが、手も足も出ない有線接続の抜け道が、まさかのワイヤレス充電とは思わぬ誤算です。

今回使用したワイヤレスチャージャーは10Wなのですが、AQUOS SH-04Lは11Wの充電にまで対応しており、11Wきっちりでるワイヤレスチャージャーがあれば、っと早く充電できるようです。
検証されているサイトによると、フル充電するのに2時間半程度ということですが、有線のPD充電でも大差ないような・・・?

もし、SD-04Lが完全に電源が落ちてしまうと、充電が全くできない、という方がいらしたら、ワイヤレス充電の環境も持っているとねよいかもしれませんね。



2020年7月2日木曜日

Switch 液晶がういてくる・・・

こんにちは。
ひさしぶりのエントリーになります。
毎度、久しぶりといわないといけないくらい、間が開いています。

今回は、実作業はなかったのですが、調べものをしていたので、レポートを。

Nintendo Switch 、Switch Liteの液晶が「浮かび上がってくる」という現象が多発しているようで、それについて調べていました。

Nintendo Switchの液晶は、二つの部品でなりたっています。
映像を映している「液晶画面」と、そのうえについている透明な「タッチパネル」です。
どうも、浮かび上がってきているのは「タッチパネル」のようです。

原因も単純で「タッチパネル」が、「液晶画面」に両面テープではりつけてあるのですが、それが熱ではがれてきてしまうようなのです。

では、なんの熱が原因かというと、これは液晶画面ではなく、液晶画面の裏にある「グラフィックカード」の熱のようです。
もちろん、この熱を排気するためのファンもついているのですが、これでは足らず、とても熱がこもってしまいやすいようです。

また、プラスチックなどのカバーも熱がこもりやすい原因になっているようで、この熱で、両面テープがはがれたり、熱暴走でswitchがエラーで止まったりしてるようです。



修理の方法としては、これは単純に、分解し、両面テープで貼りなおす、ということになるのですが、原因自体が変わらないので、使用方法がかわらなければ、何度も再発してしまうでしょう。


対応策になりそうなのは、まず、地用時間の連続使用を避ける、というこてとです。

次に、カバー類はできるだけ使わないこと。


これでも不安な方はswitchを常時、風に当てて冷やす、というのも一つの手です。





これらの商品は、スイッチ本体をひやすのに役に立ちます。
とくに、本体から空気を吸いだすタイプと、本体の背面に風を当てるものは、電源さえあれは同時に使用できるので、冷却効率は上がります。


ドックで使用たい方には、ドックにとりつけるタイプのファンもあります。




しかし、この純正のドックがまた熱がこもりやすいので、筆者はドックそのものを社外品にかえました。



上記の2点を使用していますが、かなり快適です。
欠点は、画面表示がない状態でドックにさしても、自動的にテレビ出力オンにならない、というもので、ときおり不都合を感じますが・・・
テレビ出力ができた状態なら、一度、オフにしても、ホームボタンでの起動は可能です。
同等品がたくさんでていて、ものによってはできないかもしれませんが、大きな問題ではないです。
とにかく、背面が解放されていると、熱がこもらないので、本体が熱くなりにくいです。
このドックにも、USB口がついていますので、そこからUSBファンに給電することもできます。風を当て続ければ、熱もこもりませんし、本体を冷やすことはかなりのメリットがあります。



以前は500円程度で卓上USB扇風機が手に入ったのですが、最近はお高いので、代わりにPCケースのファンでUSBでケーブルがついたような簡素なものが出ているようです。
それらをドックの裏において、常に熱がこもらないようにするのもよいでしょう。


これらの対策をしても熱がこもるという人は、部屋の気温、日の当たる場所においていないか、など、気を遣う説かないでしょう。

液晶が浮き始めてしまったら、とりあえずは修理に出すのが速いと思います。
ホームページから申し込み、すぐに発送すれば、2週間もせずに帰ってきますよ。
もちろん、もっと大きい故障などがあれば時間はかかりますが。

大事なのは、なってしまってから、ではなく、ならない予防をどれだけできるか、につきます。
Nintendo Switchまわりはとてももろいので、携帯電話より丁寧に慎重に使ったほうがよいと思われます。


余談ですが、携帯電話も熱くなれば熱暴走するし、カバーを付けていれば熱がこねりやすくなります。
充電しているときも、熱でかなり熱くなることも。
そんな時は、USBファンなどで冷やすのも、有効じゃないですかね。

携帯電話もswitchも、ドックには、廃熱や冷却のためのファンを付けてほしいところです。