2019年8月16日金曜日

ドライブレコーダーの配線にディレイ機能つきリレーを付けました。

前回のエントリーで書きました、ドライブレコーダーの件を。

何度か試してみましたが、やはり「エンジンがかかる瞬間の電圧」が問題のようです。
それ以外の場合は、かならず起動するので。

エンジンがかかり、電圧が安定してからアクセサリーに電気が流れるように改造しました。
これには、ディレイ基盤を使います。



名前の通り、ディレイ(遅れて)で電気が流れるようにしてくれる基盤です。
むずかしい理屈はさておいて、これをシガー電源の裏にいれました。

エンジンがかかると電気がシガーにくる配線の、プラスに、リレーをつけます。



これで、リレーに電気が通らないと、シガーには電気が流れなくなります。

そして、リレーには、このディレイ基盤をつなぎます。

つまり、エンジンがかかる



電気がまず、ディレイ基盤にいく



ディレイ基盤が数秒経ってから、リレーに電気を通す



リレーに電気が通ると、シガーのプラスに電源がいき、アクセサリー類が動く

といった形になります。
リレーとディレイはひとつにできるのでは、という人もいるのですが、それですと配線の太さやとりまわしで電力供給が足りなくなる可能性もあったので、あくまでもディレイ基盤はリレーがいつオンになるのかを決めるスイッチとしてしか使用していません。

余裕を持って、エンジンが起動してから8秒程度でシガーに電気がいくようにしてあります。
気持ち長く感じるので、もう少し短くしてもいいかも。
ディレイ基盤のネジの回し具合で変わるのが難点です。


今回、シガー裏をいじるにあたり、別売りのシガー型電源を用意して、助手席側の足元の奥に新たに設置しました。
ここからUSB 2Aをとるようにし、ドラレコと、自分のスマフォは、ここからのばしたケーブルで給電しています。
ケーブル類をパネル裏に隠しやすくなったので、シガー回りがすっきりしました。
正直、シガー型電源を使う可能性がほとんどないのですが、エアーポンプなど、いまだにシガー電源を使うものもあり、完全撤去はしにくいので、・・・

初めからついているシガー型電源は撤去しました。
撤去するには、裏から外に向けて押し出し、でした。
ステーと思われる黒いプラパーツの爪がひっかかっていたのですが、いらないのでこちらも切り落としてしまうと楽にはずせました。

シガー電源の場所には、あらためて、USBで3Aのものに変更しました。



うちのデイズはB21Wだったかな。
少なくともシガーをとりはずしてできた穴より、このカーチャージャーのほうが太かったので、穴をカッターできりながら拡大しました。
ドリルがあればよかったのですが、ちょうどいいものがなく・・・
手作業でしたのでかなり雑にあけてしまいましたが、カーチャージャーの縁でうまく隠せました。

夏の懸念になっていた、ドライブレコーダー付属の吸盤ステーですが、やはりどうやっても熱に弱いのでは、バックミラーのアームにクランプできるものに交換しました。



これのステーが、今使っている、どこのメーカーかも怪しいドライブレコーダーの取り付け口と合うかわからなかったのですが、最悪、改造して使えばいいやと言うことで・・・

 

※すでに販売していないモデルです。
ボタン位置などから見てたぶんこちらのモデル



届いてみて、さっそくためしてみると、ひとつが適合しました。
これで、車に乗ろうと思うと、ドラレコがぶらーんと天井からぶら下がっている悪夢から解放されました。
走行中に落ちてくることもあったので、こういう懸念がないのは、ドライバーにはうれしいですよね。
吸盤はもうつかわなないので処分。

装着して3日ほど使っていますが、ディレイ基盤が一度走行中に切れて、また再起動ということがありましたが、その一度以外は、快適に動いています。
安いドラレコ活かすために、高いお金を払うのもばかばかしいので、これでも不具合が出るようであれば、潔く買い替えようと思っています。

なお、こういう改造が面倒!という人は、シガー電源にオン/オフのswitchがついているものを使うほうが早いです。
私は、このスイッチの押し忘れがいやなので自作しましたが・・・